今日のつぶやき
メンターグラフィックス社のフォーラムにて
基板設計、設計補助ツール、伝送線路解析(SI)、電源解析(PI)いづれのツールも
進化の速さに目を見張るばかりです。
しかしながらツールを使いこなす為には、機能を十二分に理解することが必要になる為
新規導入の検討の際にはいっそうハードルが上がる気がします。
うちのような設計会社は何処も同じなのかもしれないが、ツールの導入時には経験・知識
共に不十分なことが多く、苦労しながら知識を高めていくことになる。
学校のように練習問題などを繰り返し知識を深めていく時間が多分にある訳でもなく、
必要最小限の時間で実務に投入していかなければならないからだ
結果、設定を一つ出来ていなかった等で実際とは異なる結果が出ることになり、余計な
時間を費やすことになる。
やはり問題は、自分の行った設定が本当に正しいかどうかの判定を出来る人間がいないと
いうことだろう。
予め経験者を雇用できれば良いのだが、良い人材を良い条件で呼ぶことも難しく、いつも
堂々巡りになってしまう。
協力会社に依頼した際に、邪魔だろうけど横で設定や解析する作業を見てみたいと思う
今日この頃です。
今回のフォーラムで各種ツールの有効活用、改善活動を共有するユーザー会が立ち上がる
話しがあるので、まずは参加してみようと思います。