石田のつぶやき

コロナ禍についての考察

気がつけば、2年弱も更新が滞っておりました。
誰か別の社員にも書いて貰えると、面白いコラムになるのになどと考えている内に
時が過ぎ去ってしまい・・・とは言い訳です。

今回は今の加熱したコロナ報道に関して、個人的に感じていることをそのまま書き込み
ます。
あくまで個人的な見解でありますので、賛否様々に感じる方もおられる事とは思います
がご容赦下さい。

最初は何者か分からない状況が続いたこともあり、世間でも立場の異なる人が様々な
情報を発信し、現在もマスメディアは日々新規感染者の数字を報道していることは
ご存知の通りかと思います。
変異株については情報不足ですのでコメントは差し控えたいと思いますが、俗にいう
新型コロナウィルスに対して気をつけなければならないことは下記が主だと考えます。
・基礎疾患のある方、70~80の年配の方との接触を避ける
・共用スペースでのマスクの着用
 (マスクでウィルス感染が防止出来るとは思いませんが、少なくとも飛沫は抑えら
れる為、自分が万が一無症状感染者であった場合にもリスクを減らすことが出来る為
 また、コロナ以外のインフルエンザに対する予防効果にも繋がる)
・コロナの初期症状である風邪と同じ症状が確認された際の会社への報告、行動規制
・陽性者もしくは濃厚接触者に指定された方との接触が認められた際の報告と行動規制
他にも細かい内容はありますが、大まかには上記が挙げられるかと思います。

メディアで報道されている新規感染者の数は、濃厚接触者にターゲットを絞って追い
かけている為、実際の無症状感染者は数十倍いるものと考えるのが自然かと思います。
その中でお亡くなりになられている方は、基礎疾患のある方、年配の方が主だっており
上記の配慮は欠かせないものと考えています。

ここでもう一つ考えたいことは、G7の中でも目立って多い自殺者の統計についてです。
年度末の統計が発表され、この数日でようやくネットニュース記事が出てきていますが
昨年度の自殺者数が2万人を超え、中でもコロナ禍になってからの子供、女性の割合が
目立って増加していることです。(注)
飲食業界に自粛の風当たりが強くなり、働いていた多くの方が失業している現状で、
今日を生きる糧を無くした方がどれほどいることか。
日々、民間のボランティアの方達が炊き出しや相談所を設け、既に数千万もの費用を
捻出して活動をされています。
国から出た費用ではないです。多くの民間の善意によって成り立っているのが現状です。

少し過激に聞こえるかもしれませんが、コロナでお亡くなりになられた方よりも遥かに
多くの方が生きられる命を自ら絶っているのが今の日本なのです。
メディアも視聴率を稼がなければならない為、ある程度やむを得ないとは思いつつ、
偏った報道は控えるべきではないかと強く思います。

テレビの報道番組しか観ない方も年配の方には多くいらっしゃいますので、メディアも
そのターゲット層が関心を持つ事柄を報道するわけですが、誰かに責任をなすりつける
よりも国民が安心して暮らしていける世の中を皆がどうやったら作れるかを考えられる
ような報道をどこか一つの放送局でも良いので取り組んで貰えると嬉しく思います。

コロナに関する正しい知識を皆が持ち、予防策を実践し、誰もが笑って生きていける
そんな日本にしたいものです。

(注)自殺者の総計は2009年以降、減少傾向になっています

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